「居心地の良い場所を作る」を考察する

「リバーサイド・グリーン・テラス」を考察する

自宅から自転車で15分ほど走ると、河原にたどり着く。東京の下町に流れる歴史ある河川だ。河川沿いには増水対策の緑地がある。芝生の上にレジャーシートを敷き、近所のコンビニでコーヒーとおやつを買い、本を広げる。遮ることのない日光は元気をくれ、目の前の水は心地よい風を送ってくれる。あっという間に居心地のいい憩いの場所ができた。この都会のエアースポットに「リバーサイド・グリーン・テラス」という名前をつけてお気に入りの場所にした。この名前も役所のつけたような施設っぽい名前で気に入っている。少しの洞察力と工夫があれば、新たな世界が作れるのである。

★デザイン的考察★
①目の前には歩行者用の通路があるがすぐ先が行き止まりなので往来が少ない。人々は背面の土手の上を歩き「リバーサイド・グリーン・テラス」は死角にっている。人目といえば、時折、やってくる犬の散歩ぐらいか。

②西側の背面は土手の壁になっていて、太陽光を遮り影を作ってくれる。

③目の前にはたゆたゆと流れる河で先には橋が架かり、景色としても大変良い。


:::結論:::

レジャーシートは必須。私は百均で買ったものを使用しているが、生地がペラペラで雑草の茎で穴が開いてしまうほど脆弱。しかしながら、畳んでもかさばらないので気に入っている。

「リバーサイド・グリーン・テラス」のそばには公園があり、トイレと洗面がそこで済む。これほどの優良物件を見つけるのは至難であろう。ラッキー。

:::発展:::

名前とは一番短い呪いであると言う。名前をつけることによってそこは新たな世界が構築される。今後もお気に入りの場所を見つけては名前をつけたいと思う。「リバーサイド・グリーン・テラス」は人通りも少なく、影があり、公園も近い。これほどの優良物件を見つけるのは幸運だった。GoogleMapに載せてはいけない。今の時代、ネット情報にない自分だけの世界を持つことは貴重なのだから。