「切り株ペットボトルホルダーのデザイン」を考察する
いつもの公園に散歩すると朽ちた切り株にペットボトル挟まっていた。切り株には自然な窪みができていて、丁度ペットボトルがぐらつきをしないほどの幅と深さを携えている。ある者がペットボトルを切り株の窪みに挟んでいったのだろうか。もしくは、一見、目立つ様に不自然な置き方をして、このペットボトルはゴミではなく、あとで取りに戻ることを示唆しているのだろうか。捨てるだけならば、この様な行為をしなくても、もっと簡単な方法は他にも思いつく。誰がなんのためにこのようなことをしたのは不明だが、その行為者にとってこの木の切り株はペットボトルを挟むのに好ましい形状であり、何かしらの意味をもつものなのだろう。ここで「切り株ペットホルダーのデザイン」を考察してみる。
★デザイン的考察★
①切り株にペットボトルを固定する幅と深さの窪みが自然に作られている。
②行為者にとっては窪みに何かを入れる事は何かしら意味を持っていたのだろう。もしかすると、心理的な行為なのかもしれない。
:::結論:::
工業製品のペットボトルと自然の産物である切り株と言う決して意図されないサイズ同士の組み合わせが偶然に出会った。
:::発展:::
切り株の自然な美しさに対して、人工的な形の工業製品は一見してそれと分かる。視認性の高さを利用して、広告媒体のイメージに良いかもしれない。管理人のとった写真で見ると確かに商品のポスターにも見える。