ババジのクリヤー・ハタ・ヨガ自主練

ババジーのクリヤー・ハタ・ヨガの自主練を始めます。DVDをセットすると、始めの20分ほどはヨガとは何か、と練習の心得をレクチャーされます。説明に「本当の至福」とか「自己実現」などの単語が出てくるところは期待通りで、スピリチュアル要素を外しません。ヨガ初心者の私はもうワクテカでテンション上がり気味です。18のポーズは2つで一対になっているので、対で練習して下さい、との事。インストラクチャーの映像を見ながら、お姉さんの声が優しくポーズの動きや意味を説明、指導してくれます。18ポーズ全て行うと90分はかかる上、無理をぜず段階を追って練習するようにとの事なので、基本っぽい礼拝のポーズと太陽礼拝のポーズ、更には一対分の2ポーズを毎日、新たに行う事にしました。つまりは1日4ポーズ。まぁ、こんなもんでしょ。お姉さんも無理はしないで、って言ってるし。

各ポーズの映像と共に、お姉さんが優しく体の動きを指示してくれます。とても分かりやすくて気持ちいい!更には「エネルギーが流れ込んできたり、光を体験できるかもしれません」とか、さらりと言ったりするので、もしや、ヨガを通して未知なるトリップ体験ができちゃうの?!テンション上がりまくりです。さすが、秘伝。

お姉さんの落ち着いた口調に身も心も任せていると、いつの間にかこんな格好になるよう指導されます。

体の硬い私には無理なのですが、お姉さんの指導は止まりません。どうにか両足をつかもうと四苦八苦しているところに「力まずにポーズを続けて下さい」と言うので、もうこのポーズも終わりだろうか、なんて安心してると、次には容赦無く

こんな体勢から

こんな体勢になるように言われ、この格好で前後にゴロンゴロンするように言われます。お姉さんの言いつけも忘れ無理して両足を掴んで転がると、足を折りそうになります。余りの痛みに組んだ足を解こうとしますが、仰向けの状態なので上手くバランスが取れません。AVでしか見た事ないような奇抜な体位になりながら、ようやく自然な格好に戻ると、誰にも見られない自主練でよかったとつくづく思いました。

今日はこれで終わりです。次のポーズが楽しみ。お姉さん、よろしくお願いします。

ババジのクリヤー・ハタ・ヨーガ(秘伝)をアマゾンにてポチる

スピリチュアル業界のヨガ、ヒンドゥー関係の方にはマスト本の“パラマハンサ・ヨガナンダのあるヨギの自叙伝”という本をなぜか買っていて、部屋につんどく本になっていたんです。厚いから読む気0でした。ある時、偶然にもヨガナンダ先生の自伝ドキュメント映画の宣伝を観たところ、ビートルズのジョージ・ハリソンが「この本と出会わなかったら、僕はロクでも無い人間になっていただろう」と絶賛してました。ロックスターにこれほどの事を言わせるヨガナンダって何者?って思い、すぐDVDをレンタルして観ましたが、感想は「う〜ん」って感じ。神に恋い焦がれる敬虔なヒンドゥー教徒のヨガナンダ先生がアメリカへ渡って苦労して世界平和の教えを広めましたという内容。このサクセスストーリーのどこに、ビートルズのメンバーを魅了させる要因があるのか不明です。もしかすると本には映画では語られてない「何か」があるのでは無いだろうか、そんな推測をしながら、消化不良な思いでボーとしてると、本棚から視線を感じます。なにかしら、と目を向けると、なんと!オレンシ色の表紙でヨガナンダ先生がこちらを観ているではありませんか!ごめんなさい。買ったことも忘れてました。次の日から読み込み始めると、ヨガナンダ先生の少年期から神への入れ込みようはかなりのもので、祈っていたりすると勉強もしないでテストをパスしたり、お腹が減ったらご飯をご馳走してもらえたりという奇跡が書かれてます。文中で紹介される修行者のヨギが得意とする特技(空中に浮いたり、心を読んだり)を少年ジャンプのりで読むのも面白いのですが、文中にはクリヤー・ヨガというヨガテクニックがなんども出て来ます。なにやら何千年もの間伝わって来た、「秘伝」らしんですね。ヨガナンダ先生は秘伝を何かのお礼に惜しげも無く授けたりしてるんですが、知りたいじゃ無いですか、秘伝。期待値上がりますよね。で、クリヤー・ヨガのやり方を調べるとヨガナンダ先生の設立したセルフ・リアリゼーション・フェローシップを広める支部が日本にもいくつかある事を発見。更にはお手軽な値段で通信教育(!)でクリヤー・ヨガが学べる事を知りました。「秘伝」、結構気さく。さらにリサーチするとなんと、アマゾンでもそれらしいDVDが売ってたんですね。“ババジのクリヤー・ハタ・ヨーガ(DVD)”その場でポチリます。「秘伝」は次の日にポストに届いてました。実は、届いたのに気づかずに一日あけてから、早速、「秘伝」の自主練を始めました。



「銀杏の臭う地面デザイン」を考察する

「銀杏の臭い地面デザイン」を考察する

台風15号の去った翌日に近くの公園まで散歩をした。公園には銀杏並木があり、秋には見事な黄金色の子葉が風に舞う。それは、あたかも天が何かを祝福しているようで、うっとりとする景色になる(何を祝福しているかは知らない)。さらには、木々は熟れたギンナンを独特の臭いと共に地面に振りまくのである。秋にあの臭いを嗅ぎながら銀杏並木を歩くと、今は亡き父と子供の私が一緒になってギンナンを拾いに行ったのを思い出す。家に持ち帰り実を取り出して火で煎ったのは父だったが、嫌な臭いではなかった。センチメンタル。しかし、今年の秋は銀杏は不良であろう。なぜなら昨晩の暴風のためまだ青いギンナンの実が無数に落ちているのだ。まだ、9月ということもあり、銀杏は青く実は硬かったが、地面の上に無残にも振り落とされていた。秋になればこの実も誰かに食してもらうことが出来たろうに。

ギンナン相場というものがあったら、品薄を見越して買っておくのが良いと思う。(個人の感想です。)

さて、地面を歩くと右を見ても左を見てもギンナンだらけ。自分がギンナン地雷区域に入ってしまったのを呪った。どうりに周りに人がいないはずだわ。行くも地獄、引くも地獄で如何にもこうにも、ギンナンの実を踏まずに地雷区域から脱出する方法は無い。意を決して青い実を踏みながら歩くと、潰れた実からは確かに臭いはするが秋の旬の物ほどは臭わない。そして感触も熟れた“グニュ”ではなくて、少し硬めで、“ズニュ”位。このスニーカー底越しでも感じる位の感覚が面白かったので「銀杏の臭い地面デザイン」を考察してみる。

★デザイン的考察★
①ギンナンの実を踏むとスニーカーを履いていても分かる“感触”がある。
②ギンナンの実を踏む事によって“臭い”が発生する。
:::結論:::
踏む事によって、感触と臭覚にうったえる実がこのデザインを生んでいる。
:::発展:::
イベントや作品展示場などで、香水のような良い香りの物質をカプセルに入れて床にばら撒く。人が踏むたびに感触と香りを発生させる。おしゃれなイベントとかで喜ばれそう。香水の新発売イベントとかも良さそう。

「壊れたビニール傘の破棄のされ方デザイン」を考察する

夜半から暴風雨をもたらした台風15号も明け方には東京を去り、青い空と湿気を土産に残して9月の残暑を思い出させた。
大雨のあがった日には街中で壊れたビニール傘をあちこちで見かける。そして礼儀正しい日本人の性であろうか、わざわざ街路樹の支柱に引っ掛けて放置されている傘があるのである。まるで路上に放置しないことで自分にモラルが備わっていることを示すサインのようだ。
★デザイン的考察★
①街路樹の支柱:細い三本の丸太から構成される支柱の上辺は視界と腕の可動範囲に入ってり、物を置くのにストレスのない高さを提供している。さらには針金で組んであるだけの簡素な作りなので、行為者の不法投棄という犯罪行為を心理的に和らげる効果があると思われる。
②傘:湾曲している持ち手はある程度の高さのヘリに引っ掛けることを説明不要の行為に導く。
:::結論:::
ビニール傘の湾曲した持ち手はヘリにかけることが容易なデザインであり、支柱の構造と合間って高いレベルで行為者の行動を自然に促す。さらには、支柱の外観が犯罪行為を心理的に緩和していることがこのデザインを生んでいる。
:::発展:::
ビニール傘の湾曲した持ち手は引っ掛ける行為を促すので、傘の収納は立てるのではなく、引っ掛ける物が自然だと思う。ストレート型の待ちてのものには湾曲した持ち手のアタッチメントをプロダクトとして製作するアイデアが考えられる。

 


近くの扉

まだ知らない世界は案外身近にあって、近くの扉を出たり入ったりすると隠された驚きが発見できるかも。もしくは知覚の扉から入って近くの扉から出てくる。管理人が独自の視点と感覚で徒然なるまま日常で見つけたモノやコトを徒然なるまま写真多めで記録します。